石巻山への想い

あっ！今日も石巻山行こっ

愛知県豊橋市内に位置する石巻山はその独特な山の形状や国の天然記念物に指定されている石灰岩地植物群など多くの魅力があり、古くから豊橋のシンボル的な山として愛されてきました。
しかし近年は放置された建物や、木々の成長による景観の悪化、神社等の維持など多くの課題があります。
この私たちの大切な石巻山を子供たちにも素敵な場所として伝えていきたいという想いから「ISHIMAKISAN」というプロジェクトが動き出しました。
石巻山の魅力や課題、それに関わる人々や、イベント企画やお土産開発など、石巻山への愛情が詰まった魅力的なプロジェクトにしていきたいと思います。
「みんなで石巻山を世界一の場所にしよう」
世界一って大げさですけど、僕は富士山よりも石巻山が大好きです。
小学生のころから昆虫好きな少年だった僕は父に毎週のように連れてきてもらった場所「石巻山」。
向山小学校の友人と弁当持って自転車で登った「石巻山」。
団子みたいな五平餅を食べた「石巻山」。
免許をとって友人や彼女と夜景を見にきた「石巻山」。
向山小学校の高学年の教室から石巻山が凄くキレイに見えました。眺めては早く休みにならんかな～と思っていました。向山（この名前も石巻山の向かいだから？と思っています）小学校の校歌は開くこの窓石巻の～♪で始まります。
そんな感じで石巻町出身では無いのですが、幼少期から石巻山に特別な気持ちを抱いていていました。良い思い出しか無い場所なんです。
そんな大好きな石巻山ですが、建物の廃墟化が進み、ガラスは割られ、ゴミは毎日のように捨てられ、山は生い茂ってきました。
「このままではいけない！今この世代で何とかしないと、このツケは必ず子供たちにいってしまう、、、豊橋が誇るシンボルである石巻山をもっと大切にしなくては。心霊スポットなんて言わせてたまるか！」

僕に何が出来るだろうか？
人生を８０年だとしても、もう半分まできてしまった。
今からサッカー選手なろう！とか無理だけど、石巻山を良い感じにするキッカケを作ることくらいなら僕にも出来るんじゃないか？
残りの人生を石巻山の繁栄のために役立てよう！
そう思い2020年に念願だった石巻町へ移住し、活動しています。
どの姿にもっていくのが石巻山にとって、豊橋のために良いことなのか？模範回答はまだ出てきません。
まずは走りながら皆んなで考えよう！という段階です。
大前提として好きな場所が汚いのは嫌です。
「あっ！今日も石巻山行こっ」と思って貰える場所になったら最高です。
僕は感覚人間なので、根拠もうんちくも持ち合わせていませんが、豊橋市の更なる魅力のカギとなる場所は、石巻山、吉田城、二川宿だと思っています。
「もう作れないモノを壊さず、センスの良い街づくり」をテーマに活動しています。

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